外国人採用を始めた時期 | 2023年より | 外国人社員の人数 | 3名 |
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外国人社員の国籍 | インドネシア、ミャンマー | 職務内容 | 技術職(CAD、施工管理) |
外国人材採用・定着セミナー(6月/7月)
オンラインの人材検索・マッチングサービス
働く外国人材コミュニティ交流会
外国人材採用後のフォローアップ研修
2024年入社 技術職 2名採用(国籍:ミャンマー国籍)
MEET IN OSAKAは大阪府が主催のため、企業として安心して参加できた。また登録している外国人材も日本で勉強した学生の方が多く、コンタクトがスムーズだった。
オンラインの人材検索・マッチングサービスでは、外国人材と直接コミュニケーションが取れることもあって、採用に至る確率が高いと感じた。
外国人材採用に取り組み始めたばかりだったが、外国人受け入れセミナーなどを通して知識を身につけ、安心して準備を整えられた。
キッチン、トイレ、お風呂など、住居に欠かせない給排水衛生空調設備。その現場工事の施工管理を行うのが、三光設備工業株式会社の仕事です。設立以来、関西の新築マンションを中心に約6万戸以上の物件に携わり、現在も依頼が増え続けています。
2010年ごろからは分業体制を確立し、図面などは専門の部門を置くことで、施工管理の担当者が担当現場の仕事に集中できるようにしたほか、同業の中でもいち早く立体製図ツールの3D CADを導入し、業務の質を上げながら効率化を実現。「残業が当たり前」という施工管理の常識を覆しました。
三光設備工業では慢性的な人材不足を解消しようと、シニアや女性などの雇用も進めると同時に、オフィスを改装したり、借り上げ社宅制度に家電貸与制度も新設したりと、安心して働ける職場づくりにも力を入れてきました。しかし、中小企業ということもあってか、思ったように人材が集まらず、悩んでいた時に検討し始めたのが外国人材の採用でした。
当初は、外国人材が当社に興味を持ってくれるのか、自信がありませんでした。現場の工事作業で特定技能の外国人材を雇用するケースは増えているものの、施工管理分野で高度外国人材を採用している事例は聞いたことがなかったからです。その上、在留資格に関する知識もなかったので、関連手続きに不安を感じていました。
しかし、いざ高度外国人材向けの合同企業説明会に参加してみると、3D CADを用いた仕事の様子や社員旅行などのブース展示に興味を持ってくれる方が多く、手応えを感じました。また、在留資格の更新手続きも、自治体や商工会議所、外国人材採用支援センター等のサポートのおかげで、想定していたよりスムーズに終えることができました。
当社では現在、ミャンマー籍社員2名が現場の施工管理、インドネシア籍社員1名が図面作成の業務を担っています。中でも施工管理は、元請や、現場の職方さん(建築業において特定の技術を要する工事作業を受け持つ方)など様々な方とコミュニケーションを取る必要があるため、設備に関わる専門用語などをたくさん覚えなければならず、日本人でも1人前になるのに5年はかかるといわれる難しい職種です。
そこで、外国籍社員には、日本人の新入社員と同様、先輩に同行して現場でのコミュニケーション方法を学んでもらうだけでなく、現場で使用する専門用語を母国語に翻訳して覚えてもらうようにしました。母国語を活用することで業務理解が深まり、スキルを習得するスピードが早まったように思います。
施工管理職は、難しいけれど魅力がある仕事です。自分で手がけた建物がどんどん出来上がっていくことを目の前にすることで、そこで学んだ業務や自分の成長を実感できるからです。施工管理を担当する外国籍社員にもその楽しさを味わってもらえれば、長く働き続けてもらえるのではないかと期待しています。
1人目のミャンマー籍社員が入社後、しばらくして日本人社員たちが雑談で「彼のような人材がもう一人いればいいのに」と話しているのを聞きました。真面目に仕事に向き合い、日々技術を磨いている姿が、周囲にも認められたのでしょう。当初想定していた以上に社内に馴染んでくれて、嬉しく感じています。
施工管理はプロセスもゴールも様々で、最適解が決まっているわけではないので、業務改善の余地は大いにあります。私自身、社員時代に社長に相談し、現場の検査と記録ができるアプリを開発・導入してもらったことがあるほど。いずれは外国籍社員たちにも、日本人社員とは異なった視点を活かして、様々な業務改善アイデアを出してもらいたいと期待しています。
今後の目標は、100年企業になること。あと30年あまり、事業を維持するだけでなくますます成長させていきたいと考えています。とはいえ、日本人の労働人口減少に歯止めがかかることはないはず。だからこそ、外国籍社員をさらに増やして、日本人社員と外国籍社員が一丸となって会社を盛り立てていく未来を思い描いています。
今後も人材不足が深刻化することを鑑みれば、外国人材の採用を開始するのが5年先、10年先では遅いでしょう。できる限り早く、行動に移すべきというのが当社の考えです。
そして、外国人材の採用で忘れてはいけないのが、外国人材に対する敬意です。母国から離れて日本語を習得し、文化の異なった環境で日本人と一緒に働く。これだけの苦労を乗り越えようとするバイタリティ自体が素晴らしいと、私は思います。「自社の仕事を外国人がこなすのは難しい」という声を時々耳にしますが、外国人材を採用していない段階ではわかるはずがありません。外国人材の成長意欲と努力に対する尊敬の念があって初めて、採用を成功させることができるのではないでしょうか。
私は日本に来る前にミャンマーで建築関連の仕事に携わっていました。日本でその経験を活かせる就職先を探していたとき、MEET IN OSAKAで三光設備工業と出合い、日常生活に欠かせない設備工事に関われることに魅力を感じて入社を決めました。
設備工事の施工管理では、様々な関連職種の方とのやり取りが発生します。私は建築業界での勤務経験はあっても、日本語の専門用語を知らなかったため、入社当初は現場の方たちが何を言っているのか理解できませんでした。それでも毎日知らない言葉を母国語に翻訳してメモしていくうちに、知識が徐々に身につきできる業務が増え、大きな成長を感じています。現場を担当した建物や施設が完成し、見上げる時にやりがいや誇らしい気持ちになります。今後も、施工管理技士の資格を取得するなどして専門スキルを磨き、日本で長く働きたいと考えています。
大阪は、都会でありながら家賃や物価が手頃で住みやすいです。語学学校時代の友人たちも周囲にたくさんいて居心地がいいので、今後も住み続けるつもりです。
これから日本で就職活動をしようと考えている方は、失敗を恐れ過ぎないでください。母国とは別の国で働く以上、失敗することは珍しいことではありません。失敗に落ち込まず、むしろその経験を活かして、自分にぴったりの仕事を見つけるのが大切です。
日本で設計関連の専門学校を卒業してから、機械メーカーの工場で働いていましたが、意見を言いづらい雰囲気が自分には合わず、転職活動を始めました。その後、MEET IN OSAKAを通して三光設備工業に出会い、同郷の先輩がいて安心して働けるイメージを持てたことから入社を決めました。
現在は先輩が施工管理を担当する物件に同行し、完成直前の現場チェックなどを行っています。私は建築業界での勤務経験がない上に、入社してまだ1か月しか経っていませんが、それでも物件が完成していく様子を間近で見るとやりがいを感じます。また、三光設備工業では自分の意見をはっきりと言っても上司や先輩が受け止めてくれ、働きやすいです。今後も知識とスキルをどんどん身につけていき、ゆくゆくは後輩たちに頼られる先輩になりたいです。
大阪は活気に溢れていますが、混雑するエリアは限られており、日常生活は送りやすいと思います。人との距離も近く、専門学校時代の先生や同級生とは未だに交流が続いています。
日本で就職先を探している方は、自分に合った仕事を見つけるまで妥協しないでください。お金や時間をかけて日本に来ている以上、自分のやりたいことをやらなければ意味がありません。諦めなければ、きっと自分が求める企業に出合えるはずです。
記載の内容はインタビュー時点のものです【公開月:2025年3月】
大阪府「令和6年度 外国人留学生等マッチング支援事業」は
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